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WordPressを多言語対応させる厳選プラグイン8つ

WordPressを多言語対応させる厳選プラグイン8つ

Webサイトやブログには、日本からだけではなく世界の様々な国の人々からのアクセスがあります。アクセス解析を見てみても、その言語は英語だけでなく中国語、韓国語、スペイン語、アラビア語と多種多様。こうした人々にコンテンツを理解してもらうために、サイトの多言語化を進めたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、多言語化の仕組みを一から作るのは大変な労力が必要になります。しかしWordPressなら、プラグインを使えばサイトの多言語化は簡単。その仕組みはプラグインによってさまざまなので、多言語化に便利なプラグインを運営方法ごとにいくつかご紹介します。

■言語ごとに投稿を割り当てる方法

投稿や固定ページの言語を選択し、翻訳された言語の記事を新規で投稿できるプラグインです。異なる言語の投稿や固定ページは紐づけられ、相互にリンクされます。コンテンツごとに多言語化するかどうかを選択したい場合などには管理が簡単で、効率的に使うことができます。

・WPML

https://wpml.org/ja/

WPML

多言語対応プラグインの中では最も有名な定番プラグインです。40以上の言語に対応しており、バージョンによってブログ記事でもコーポレートサイト全体でも多言語化が可能。10年以上の実績がある点も信頼できます。プラグインは有料(29ドル~)ですが、テクニカルサポートがしっかりと提供されていて日本語のサポート情報も豊富。複数ユーザーによる翻訳管理やEコマースサポートも提供されているため、多言語化を本格的に行いたいサイトにオススメです。

・Bogo

https://wordpress.org/plugins/bogo/

Bogo

Bogoは、投稿と固定ページの多言語化をサポートするシンプルな無料プラグイン。人気の高いお問い合わせプラグイン「Contact Form7」の作者が作ったものなので、信頼性が高いです。日本語の解説ページも多く、導入が簡単な点も大きなメリット。ただし、メニューやウィジェット、カテゴリーなどはデフォルトでは多言語化できません。

・Polylang

https://wordpress.org/plugins/polylang/

Polylang

投稿や固定ページだけでなく、カテゴリーやタグ、メビュー、ウィジェットなどまで多言語化してくれるため、ユーザーにとって使いやすいサイト構築が可能。「マルチサイトほど大掛かりにはしたくない」、「管理画面だけで手軽にサイトを丸ごと多言語化したい」という方におすすめ。こちらも人気の高いプラグインのため、日本語の情報が多くて安心です。

・xili-language

https://wordpress.org/plugins/xili-language/

xili-language

無料のプラグインですが、日本語の解説がほとんどないため、導入やトラブル時の対応が難しいかもしれません。とはいえ、管理画面で簡単に言語を追加できますし、英語であればフォーラムやサポートも充実。英語に自信のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

・Multisite Language Switcher

https://wordpress.org/plugins/multisite-language-switcher/

Multisite Language Switcher

複数の異なる言語のサイト同士をリンクすることができるプラグインです。記事の言語と管理画面の言語を使い分けることができるため、管理がしやすく便利。日本語のチュートリアルなどの情報はそれほど多くはありませんが、機能がシンプルなため、最初に導入さえしてしまえば楽に運営できるのではないでしょうか。

・Multilingual Press

https://wordpress.org/plugins/multilingual-press/

Multilingual Press

こちらもMultisite Language Switcherと同様、複数のサイトを多言語化してくれるプラグインです。174もの言語に対応しており、サブディレクトリとサブドメインのどちらでも、投稿を多言語で紐づけることができます。一つの編集画面で管理ができるので、使い勝手も◎。無料版と有料版があります。

■投稿ページ上で翻訳する方法

Google翻訳などの外部ツールを用いて、ユーザーが言語を切り替える方法です。プラグインは、サイトやブログに翻訳ボタンを設置できるようにサポートしてくれます。導入も管理も非常に簡単ですが、機械翻訳のため文章が不自然になってしまうというデメリットがあります。

・Google Language Translator

https://wordpress.org/plugins/google-language-translator/

Google Language Translator

Google翻訳を自分のサイトで使うことができるプラグイン。80言語に対応し、ユーザーがサイト上に設置されたリストボックスから希望の言語を選ぶことができます。Google翻訳の精度はあまり高くありませんが、意味が通じる程度には翻訳してくれるはず。無料でかつ簡単に導入できるので、とりあえず試してみたい、という方におすすめです。

■一つの投稿内で多言語を管理する方法

投稿ごとに複数の言語で記事を書き、サイト内でリンクできるようにするプラグインです。ユーザーが言語を切り替える点はGoogle Language Translatorと同じですが、自分で翻訳した記事を使えるので、翻訳力がある方はこちらの方法がおすすめです。

・qTranslate X

https://ja.wordpress.org/plugins/qtranslate-x/

qTranslate X

投稿画面にタブが追加され、多言語を管理できるようになる無料のプラグインです。前身であるqTranslateはWordPress3.8.1までしか対応できていませんでしたが、こちらは2017年11月時点で4.5.11で検証済み。前のバージョンのコードなどもそのまま使えます。ただし、動作が重いのが難点。現在qTranslateを利用していて他のプラグインへの移行が難しい場合に、導入を考えてみてはいかがでしょうか。

このほか、ZantやStella、Transposh、Global Translatorなど数々のプラグインがありますが、これらは2年以上更新がないためおすすめできません。

多言語化プラグインには、さまざまなタイプがあります。プラグインによって大きく運用方法が変わってくるので、ご自身のサイトにはどのような方法が合うのかを見極めることが大切ですね。サポート情報やカスタマイズできる程度、プラグインの更新頻度なども合わせて判断してみてください。