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WEBデザイナーとして失敗しないホームページを作る方法とは

WEBデザイナーにっとって失敗しないホームページ制作とは。

弊社のクライアント様から以前ホームページ制作会社に相談したが思い通りのホームページが出来なかった・・・と話をお伺いしました。
詳しく話を聞いてるとどうやら担当したデザイナー悪いわけではなく、クライアント様とデザイナーお互いの意思の疎通が上手に出来てないのではと思いました。
本当は、デザイナーにもっと経験があれば、そうならない様にディレクションする事が出来たとは思いますが・・・

▼内容
ホームページに対してのこだわりや強い思いがあるクライアント様からホームページの相談があり、制作過程でホームページに対して数多くの修正指示やデザイン制作の終盤に今までの要望とは違う、最初から制作をやり直さなくてはならない様な、根底を覆すような注文、修正依頼が起こる事がごくまれにある事があります。

修正の中には、デザイナーが考える成功するホームページとなるためには、マイナスな修正と考え、修正する事に戸惑ってしまう事もあると思います。
最初は、デザイナーとして色々と提案を行いますが、なかなか想いが伝わらず、意見を反映する事ができずに、デザイナーとして納得し難い修正が続き、疲労困憊してしまう事は多い思います。
結果、ようやくできたホームページもどこかしっくりこない。ただ工数がかさみ、クライアント様、デザイナー共に充実感がないまま案件が終了してしまった経験もあるのではないでしょうか。

【今回は、そんなクライアント様とデザイナーの関係を円滑にするため、失敗例をもとに検証してみます。

発注者は、住宅関連会社のwebディレクターであるT様。
自社内で使用する、顧客データーベースの管理用サイトを制作することになり、Web制作会社に画面のデザインを依頼しました。

クライアント様Tの希望は、以下の3点。
・管理画面なので、シンプルでいい
・フラットデザインを希望
・操作性が高い

参考として、フラットデザインの参考サイトを提示しました。

デザインを担当するのは、制作会社のデザイナーM。
これまでDTPをメインに制作しており、Web案件は経験が少ない。

クライアント様Tからざっくりとした機能やページの流れをヒアリングし、デザインに取りかかりました。
数日後、クライアント様Tのもとにデザイン案が提出されました。
一見きれいにまとまっていますが、それを見たTが受けた印象は「散らかっている」。
色数が多かったことと、ボタンにグラデーションを入れていたことで「シンプルなフラットデザイン」からは遠ざかってしまったようです。

TはMに指示を出しました。

T:「もっとフラット寄りで。立体感や色数を減らしてください」
さらに参考サイトを提示します。

「ここの色は何色にしますか?」
「このボタンとこのボタンをセンター合わせにしますか?」
「アイコンの大きさはどうしますか?」

細かな部分まで指示を仰ぎ、すでにデザイナーではなく作業者の位置づけに収まってしまいました。
デザイナーMは、クライアント様Tの要望通り、グラデーションを取り、色数を減らしました。

しかしそれでもTの思うサイトにはなりません。

ヘッダー周りのルールが多くどこか雑なイメージがある上に、ボタンの持つ機能が色で表現できていないのです。

「UIを明確に」
「配色をくっきりと」
「ボタンの機能が分かるような色合いで」

などの指示が次々に出されます。
中には「ここをセンター合わせで」というような細かい指示も出てきて、どちらがデザインをしているのか分からないような状態になってしまいました。

そこでMがとった行動は、「Tに丸投げする」こと。

最終的にサイトはTの思うように出来上がりましたが、修正回数が多く、無駄に工数がかかってしまいました。また、TはMのことを「提案力のないデザイナー」と感じたでしょうし、MはTのことを「面倒なクライアント様」と思ったでしょう。

それでは、どうすれば修正回数を少なく、双方が満足できるデザインにすることができたのでしょうか。

そもそも、クライアント様Tから提出された参考サイトが、ただシンプルなだけの、あまり「フラットデザイン」を見せるのに適したサイトではなかったこと、
さらにデザイナーTがフラットデザインの定義や管理画面の持つ機能をきちんと把握できていなかったことが、双方の認識のズレにつながったようです。

1.あいまいな指示をどう解釈するか

デザインに精通していないクライアント様が出す指示は、たいてい曖昧です。
「もっとパリッと」「ポップな感じで」など。
デザイナーは、自分の中にある「パリッと」「ポップな」感覚を引き出してデザインに反映させますが、最終的には「なんか違う」と振り出しに戻ってしまうということもあります。
あいまいな指示をぼんやりとした感覚のまま受けるのではなく、別の言葉で言い換えたり、例に置き換えて「こういうことですか?」と聞き返すなど、相手の感覚をしっかりつかむ必要があります。

2.細かい指示が出されたときは

「パリッと」「ポップで」とは言いながら、クライアント様の理想形に近づかないと、「ボタンはこの色で」「このアイコンで」など、細かい指示が出されることがあります。

そうなる前にしっかりと意思疎通をするべきなのですが、細かい指示が実際きてしまったときの対応にも注意が必要です。
手っ取り早く済ませようと、クライアント様の言う事を鵜呑みにしてしまうと、それはデザインではなくただの作業。少なくとも、指示通りに動くことが完成までの一番の近道、と考えるのはやめておきましょう。

3.そもそも、クライアント様の修正指示は的確か

大事なのは、修正指示がデザイン的に正しいものであるかどうかを検証する、ということではなく、クライアント様がどのような意図をもってその指示を出しているかを確認することです。
意図が分かれば、全く別のやり方で、もっとよい解決策を提案できるかもしれません。それができれば、双方の信頼は高まるはずです。
以上のように、一つ一つのやり取りをしっかり丁寧に行うことが大事です。
今はメールやチャットで修正指示を出すクライアント様も多いですが、「この指示はいったいどういうこと?」と感じることについては、そのままメールやチャットで返すのではなく、電話でやり取りしたほうが間違いがありません、お互いの意図を確認し合う事が大切と考えています。
クライアント様は高い費用を支払い少しでも良いホームページを作りたいと思っています。
だから、当然、色々と注文や意見が出ます。
しかし、私たちは、webデザイナーとしての経験を認めてもらい、信用していただく事で、クライアント様とデザイナーが二人三脚で成功に向かって意見を出し合い、ホームページを制作する事が大切です。