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【Photoshopお役立ち機能】大量の画像に同じアクションを適用できる機能二つ

【Photoshopお役立ち機能】大量の画像に同じアクションを適用できる機能二つ

画像に同じ処理を行うときに便利なアクション機能。複数画像を開いてアクションを再生する、という作業を繰り返し行ってもよいのですが、画像の枚数が20枚、30枚となってくると大変です。
そんな時にぜひ使いたいのが「バッチ」機能と「ドロップレット」機能。
アクションをバッチ化またはアプリ化して、大量の画像でも一気に処理をしてくれるので、ワークフローが超高速化します。

1.まずは新規アクションを作成します。

画像を開き、アクションパネルの下にある「新規アクションを作成」をクリック。任意の名前を入力し、「記録開始」ボタンでアクションを登録します。
今回は、同じサイズで切り抜きを行いたいので、名前緒を「切り抜き」としました。

photoshopアクション1
photoshopアクション2
photoshopアクション3

2.アクションの記録

今回は、正方形に切り抜く→画像解像度を下げる→保存→閉じる の順で作業を記録しました。作業が終わったら、「記録を中止」ボタンをクリックして、記録を終了します。

photoshopアクション4

3.バッチ処理の場合

ファイル>自動処理>バッチ を選択。
バッチウィンドウで、以下を設定します。
・アクション:先ほど作成したアクションを選択
・ソース:このアクションを適用させたい画像が入ったフォルダを選択。
・実行後:保存して閉じる に設定

photoshopアクション5 「OK」ボタンをクリックすると、たちまちアクションの一括自動処理が開始。「ソース」で選択したフォルダ内にある全ての画像に同じアクションが適用されます。

4.ドロップレットの場合

ファイル>自動処理>ドロップレットを作成 を選択。
「ドロップレットを作成」パネルで以下を設定します。

・ドロップレットを保存:保存場所とドロップレットの名称を設定
・アクション:先ほど登録したアクションを選択
・実行後:今回は処理後の画像をフォルダーに保存したいので、「フォルダー」を選択。「選択」から保存場所を設定しました。

photoshop アクション06

5.ドロップレットにドラッグ&ドロップ

ドロップレットが、先ほど設定した保存場所(ここではデスクトップ)に作成されました。

Photoshop07

あとは、アクションを実行した画像を、フォルダごとこのドロップレットへドラッグ&ドロップするだけ。
一気に大量画像の処理ができます!

画像解像度の変更や切り抜き、ちょっとした明るさ調整などにはとても便利です。ぜひ活用してみましょう。